「きんとうか」恭ルート・途中までの覚書

恭が本当にちょっともう無理なので覚書というか殴り書きというか一旦まとめる。終わってから書きたかったけど胸がいっぱいというか脳が溶けそうというかとにかく抱えきれない。

 

恭は共通ルートでも描写が多かったので最初から読み直しました。

 

<ファーストコンタクト~共通ルート>

・幼少期に颯太と一緒に遊んだ記憶がない

・家に居場所のなかった自分を迎え入れていた花さんにとてもよく懐いていたので、花さんに会いにも来ない孫・颯太のことはどちらかと言うと嫌い

・花さんが亡くなってからノコノコやってきた颯太に怒る

・怒ってたんだけど、颯太が意外とちゃんと島のしきたりを理解しようとするし、なんか危なっかしくてほっとけないし、悪いやつじゃなさそうだし、「好き(弟として)(人として)(友達として)」「すごい(子供を褒めるお兄さんが言うやつ)」を連呼されて、誰かに必要とされたい・愛されたい心をガンガン揺さぶられて絆される(かわいい…かわいいよお…ほんと悪い女に引っかからないでくれよお…颯太自体が悪い女みたいなもんだけど…)

・恭は人懐こいけどどこかで人との距離のとり方が下手そうなので、こんな風にずっと一緒に居て、温度感があって、心地よい相手は颯太が初めてだったのかな…

・寝ぼけた颯太に抱きつかれて真っ赤になってトイレに走る「俺がクールで紳士だから良かったものの、他のやつにはするなよ」かわいすぎる…この時点でもうそういう意味で好きになってしまっていたのだろうか。とすると恭は共通ルート時点で颯太に恋しちゃってることになるのでは…と思ったけど宗定も愁も最初から好感度マックスなので全員そうだ。アハハ

・海の祭りで宗定さんに食事に誘われたあとに恭の漕ぐ自転車に2人乗りするところの会話が本当にかわいくて颯太が魔性の女すぎてなんなのか「ほくろがかわいい」だめだろうもうこれ

 

<個別ルートIN・「好きなやついんの?」>

・島の儀式で松明を持って練り歩く際に颯太に「好きなやついるの?」と尋ねる恭(かわいい)これまで付き合った女の子の人数とか、不躾でへたくそな感じでポロポロ質問しては一喜一憂してめちゃくちゃかわいい(かわいい)

・「君は?好きな子いるの?」「…最近できた」「へえ!どんな子?」「…別に。普通」かわいすぎてのたうち回った

 

<通夜祭・「どこにも行くな」>

・恭が通夜祭で花さんの家にいられない時に「どこにも行くなよ」念を押して外出したうえに出先から1時間おきに「どこへも行くな」電話……心配なのはわかるけどどうしてこんなに直球でへたくそなんだこの子はかわいい…かわいい……

・暇にしてた颯太が彼岸なので家族のことを思い出してお供えのようなご飯作って1人で食べてるところに帰ってきた恭が、寂しくさせた!ウワー!!となって抱きしめてくる(かわいい)

・一日家に居て退屈だったから外に出たい、と言われて2人で夜の散歩へ

 

<夜の散歩~海で告白「アウトロは来ない」>

・相変わらずどこへも行くなモードなので手を握って離してくれない恭。2人して照れながら、男二人で手をつなぐ恥ずかしさからこれならセックスした方がマシだ、と思う颯太(???)

・海で夏子に会い、路夫への変わらない気持ちを聞かされて感化されたのか、2人きりになった途端「俺の好きなやつの話をする」といきむ恭(かわいい)

・颯太は基本的に自分のことだと思ってないで聞いてるので途中で混乱のすえ、「無理だよ」「ごめん」鬼

・断られても「意識されてないのわかってたから、意識してもらうために言った」「本当は好きって言ったらはい、って言ってもらえるようになってから言いたかったけど、颯太が苦しんでるからなんとかしたくて自分の気持ちで颯太をここに留めたい」

・宗定や愁は今だけでもいい、という刹那感を持って恋愛に落っこちてたけど、恭は終わるものだなんて思ってないので「永遠に好き」と何度も主張してくる。脆くて浅はかで力強くてバカで本当にかわいい。たまらない。移ろいでいってしまうものを颯太が悲しむのなら、自分が颯太を好きな気持を永遠としてあげる、と。いじらしさがやばい

・宗定や愁相手のときは流されるだけ流されて性別なんて気にもしなかった颯太が「いや男同士だし」とか言って断ろうとするのが新鮮だった。年功序列というか男のプライドというか、子犬ちゃんだと思ってるから場の空気に飲まれないのか。理性や世間体やなんかも強く出てたのかな…あと年下と付き合ったことがないそうなので颯太は年上に流されるのが好きなのかもね…(この辺総合してものすごい逢坂壮五み)

・寝る前に「嫌なら違う部屋で寝るけど」「気にしないでいいよ。ところで君は俺に欲情するのか?」という颯太さんのぶっとびレスポンスを経て互いに眠れない夜(健全)を過ごす

・年上のお兄さん相手だとデロンデロンに流されてかんたんに身を明け渡して大人の恋愛してた颯太が、恭の一手一手に引っ張られて中学生みたいなギクシャクして丁寧で甘酸っぱい雰囲気に飲まれてる片鱗が見えてかわいい

 

<嫉妬・喧嘩・渡利家訪問・キス未遂>

・宗定や愁に触られると気持ちよくなって声が出てしまう現象を恭に告げてドン引き(というか嫉妬)される。「おまえ、色情狂なんじゃねえの」「ああ、そうかもね(マジギレ)」

・颯太が「(あんなに永遠をくれるって言ったのに)短い永遠だったね」と繰り返し繰り返し言ってたので、永遠をくれるというのは相当魅力的な提案だったのだなあ、なんだったら結構恭のこと好きになってるんじゃないのかなあ、と思いつつ、現状自分に恋愛感情を持ってるとわかりきってる相手の好意に甘えてユラユラしてる状態なので若干イライラします。でもそこが颯太さんの魅力なんだ

・恭の謝り方がストレートで許さざるをえないやつですごい苦虫を噛み潰したような声を上げた後に「いいよ」と言う颯太さんのプライドの高さおよび母性。ちょっと横に寄って「怒ってない?」と聞いてくる年下属性MAX子犬チャンの恭、な、なんだこの四葉環み…しぬ…

・渡利家の恭の部屋に颯太を招き入れて2人きりだな…とかドキドキする恭とそれ見て「うちでもそうだったじゃない(笑)」の颯太。「俺だったらベッドに誘おうとする女の子の向かいには座らない、横に座る」と言われていそいそ横に移動してくる恭がかわいすぎるし颯太のそのからかってんだか一般論だか感情がないんだかわからない発言はなんなんだ。ずっと何なんだこの人。プレイヤーキャラがエッチなお姉さんで耐えられない。

・やっと颯太が恭の空気に流されそうになってキス…と思ったところでお菓子の皿を下げに女中さん(路夫さんの母)がやってくるという実家でイチャイチャしようとしたらカーチャンという展開が歯がゆくて歯が溶けそうになった。

・廊下に逃げ出して恭父視点で過去の恭母と対話、愁に介抱されて部屋に戻ると司の話を聞こうとした恭と愁が兄弟喧嘩

・文庫蔵で雨宿りしようとしたら入り口が閉められてしまい、閉所恐怖症の恭を宥めながら二階の小窓から飛び降りて入り口の戸を開けて救出する颯太。二階だということを忘れて飛び降りたのは緊急事態だから仕方ないけど、血まみれになることに一切ためらいのない颯太さんネジがぶっ飛んでるなあ。過去を思うと本当にアレなんだけど

・幼いころ愁に閉じ込められたことがトラウマで閉所・暗所が苦手な恭

・お互いの怪我の手当てをしながら「こんなかっこ悪いとこ見せたらもう好きになってもらえないよなあ…」としょんぼりする恭がかわいすぎてかわいすぎて。「本当は俺が颯太を助けたかった」「俺は男だから王子様はいらないよ」「だとしても助けになりたいし、そしたら好きになってくれるだろ?」ああーもう

・もう一度正式に恭を振ろうとする颯太(鬼)に、「何度振られたって朝にはまたお前のことを好きになってる、愛してる」と答える恭。なんかもう本当に初恋で…人生をかけてすべての0が1になる瞬間が今なんだなあっていう全速力で愛を伝えてきてほんとうにほんとうに本当にかわいい。

 

毎日ちょっとずつ読みながら、読み返しながら、勿体なくてチマチマ進めている。都志見さんフレーズで言うと砂糖を舐めるように。恋愛ゲームやっててこんなに早くイチャイチャしてるところが見たい、と思うカップルはなかなかいない。それでいてエンディングを迎えたくない。つらい。